1月27日は国旗設定記念日です。ずっと日本に住んでいながら知らなかったのですが、1870年（明治3年）の旧暦1月27日に、明治政府が日の丸を国旗にした日です。
国を象徴する国旗の正しい理解と普及を目的に、一般社団法人国旗協会によって制定されました。
今回はこの日本の日の丸について調べてみました。
今回もよろしくお願い致します。
目次
国旗制定以前はどうなってた？
制定日以前は、船によってまちまちのデザインの旗が使われていました。
なぜ日本の国旗は日の丸？
日本の国旗が「日の丸」になった理由は、以下のような歴史的背景があります。
・日本では太陽が生命や収穫を司る存在として崇拝されてきました。この信仰は「天照大御神」など神道の神々にも見られます。
・「日の丸」の起源ははっきりしませんが、平安時代から「日ノ丸」や「日の丸」と称される旗が存在した記録があります。これらは戦場での識別や祭りなどで使われてきました。
・江戸時代には、戦国時代の武将たちが自分の家紋や旗印として日の丸を使用したことがありました。しかし、全国的に統一されたデザインというわけではありませんでした。
・明治維新の後、西洋の影響を受けて国家としてのシンボルを必要とする中で、1870年（明治3年）に日の丸が正式に日本国旗として採用されました。これは、太陽が昇る国、すなわち「日の本（日本）」の象徴として選ばれました。
・1999年に「国旗及び国家に関する法律」が制定され、日の丸が日本国旗として正式に位置づけられました。
以上のように、日の丸は太陽信仰や国家統一の象徴として、日本の歴史や文化、そして近代国家としての成長と共に発展してきたシンボルです。
