昨日、仕事でテレビでBSとBS4Kが映らなくなったというお客様の元に伺ってきました。
結果、調べたところ、屋根についたパラボラアンテナが風で動いた結果、映らなくなっていました。
テレビのパラボラアンテナは、主に衛星放送の受信に使用されます。
テレビのパラボラアンテナを使用する際は、正確な方向合わせが重要で、これがずれると受信品質が落ちます。
また、地域や契約する放送サービスによっても受信可能なチャンネルが異なる為、設置前に確認が必要です。
今回は、どんな時にテレビが映らなくなるのか、いくつかご紹介したいと思います。
それでは今回もよろしくお願い致します。
テレビが映らなくなる場合
B-CASやC-CASカードが抜けている
テレビにはB-CASカードという物がささっています。これが抜けていると受信できない場合があります。
このカードをさしなおすと、映る場合があります。
B-CASカードは、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送を受信するために必要なICカードです。
ちなみに他にもC-CASカードやA-CASと呼ばれるものもあります。
C-CASカードはケーブルテレビ(CATV)で使用されるICカードです。STB(セットトップボックス)と呼ばれる機器に入っています。
A-CASは、4K/8K放送に対応する新しいものです。B-CASカードの代替として、テレビやレコード内に内蔵されています。
B-CASとC-CASはテレビ自体やセットトップボックスにカードとしてささっていますが、A-CASは内蔵されています。この点が大きく違う点です。
私も仕事で初めて4Kテレビに関する仕事を行った際にA-CASが内蔵されているという事を知らずに、迷ったことがありました。
また4K/8Kテレビを視聴するには専用のパラボラアンテナも必要です。従来のBSアンテナでは4K/8K放送の全てのチャンネルを視聴する事はできません。
テレビがフリーズしている
テレビによってはフリーズしている場合があります。
この場合はとても簡単で、テレビの電源を切ってコンセントを抜き差しして、再度電源を入れるとテレビが映る場合があります。
パラボラアンテナが風で動いて方向が変わった
強風などでパラボラアンテナが風で動いてしまうと方向が変わってしまい、映らなくなる場合があります。
テレビの設定画面から受信状況を数字で簡単に見る事ができるのですが、極端に数値が低いと、映ったとしても画面や音声が乱れることがあります。
その場合は専門の業者さんなどに頼みましょう。
