インターネットが遅くなった時にできる対処法を今回はいくつかご紹介します。
状況によって効果的な方法が異なるので、試してみて頂ければと思います。
それでは今回もよろしくお願い致します。



ルーターやモデムの再起動
ルーターやモデムを一度電源から外し、30秒ほど待ってから再び電源を入れると、接続がリセットされて改善することがあります。
接続しているデバイスの数を確認
Wi-Fiに接続しているデバイス(スマホやタブレット、パソコンなど)が多すぎると速度が落ちることがあります。使っていないデバイスの接続を切ってみましょう。
Wi-Fiの信号強度をチェック
ルーターから遠くにいる場合や壁・家具が障害物になっていると信号が弱まります。ルーターに近づくか、位置を調整してみてください。
ケーブル接続を試す
Wi-FiではなくLANケーブルで直接接続すると、安定して速度が上がる事が多いです。
バックグラウンドで動くアプリを終了
パソコンやスマホで動画ストリーミングやアップデートが裏で動いていると帯域を消費します。不要なアプリを閉じてみましょう。
プロバイダーの障害情報を確認
ネット回線自体に問題がある場合も。プロバイダーの公式サイトやサポートに問い合わせると、地域的な障害が分かるかもしれません。
ブラウザのキャッシュをクリア
ウェブページの読み込みが遅い場合、ブラウザのキャッシュやcookieを削除すると改善することがあります。
ブラウザのキャッシュって何?
ブラウザのキャッシュは、ウェブサイトのデータ(画像やHTMLなど)を一時的に保存するもので、次回同じサイトにアクセスする際に読み込みを速くします。
ただし、古いデータが残ると表示に不具合が出る場合もあるので、必要に応じてクリアする必要があります。
Cookieって何?
Cookieは、ウェブサイトがユーザーの情報を記録するための小さなデータファイルで、ログイン状態の維持や閲覧履歴に基づく広告表示などに使われます。
プライバシーに関わるため、定期的に削除する方もいます。
管理・削除可能
キャッシュ・Cookieともに、ブラウザの設定から管理・削除が可能です。
速度テストを実施
「Usen スピードテスト」などのサイトで実際の速度を測り、契約している速度と比べてみてください。極端に遅い場合はプロバイダーに連絡するのも手です。
これらを試しても解決しない場合は、ルーターのファームウェア更新やプロバイダーへの相談を検討してみてください。
ルーターのファームウェアって何?
ルーターのファームウェアは、ルーターの動作を制御するソフトウェアです。
簡単に言うと、ルーターの「頭脳」にあたる部分で、ネットワーク接続やセキュリティ機能、パフォーマンスを管理します。
メーカーから提供され、定期的にアップデートされることがあり、バグ修正や新機能の追加、セキュリティ強化のために更新することが推奨されます。
ただし、更新時には手順を正しく守らないと不具合が起きる可能性もあるので注意が必要です。