今回は電化製品で聞くアースについてご説明したいと思います。
電気のアース(設置)は、電気機器の安全性を確保するためのもので、漏電した場合に電気が安全に大地に逃げるようにします。
アースを繋いでいると、人に電気が通るより先にアース線を通して地面に流れます。そのため感電しにくくなります。
アース線を繋いでいないと感電する恐れがあります。
特に危険なのが手が濡れているときや、汗をかいているときです。
キッチンや水回りではアースをつける必要があります。
今回も最後まで読んで頂けると嬉しいです。
それでは今回もよろしくお願い致します。
アースとは?
アースは電気回路や装置を「地面(earth)」に接続することです。これにより、電流を安全に逃げる場所を作ります。
目的
1. もし電気機器に何らかの故障が起きて漏電した場合、アース線を通じて電流を地面に逃すことで、触れても感電しないようにします。
2. 電子機器の誤作動を防ぐために使われます。外部からの電磁波ノイズを地面に逃すことで、機器の動作を安定させます。
工事は必要?
新築の家やリフォーム時に電気配線工事をする場合は、アースの設置が含まれることが多いです。
しかし、既存の家屋にアースを追加する場合、電気工事士による工事が必要です。
DIYでのアースの設置は法律で禁止されています。
アースをつける必要があるのはどんな時?
高圧の電気を使う機器
エアコン、洗濯機、冷蔵庫など。これらの機器は漏電のリスクが高いため、アースが必須です。
水回りに設置する機器
バスルームやキッチンなど、水と接触する可能性がある場所にある危機はアースが必要です。
感電の危険性が高い場所
例えば、子供が触れる可能性がある場所や、湿度の高い環境など。
設置には専門的な知識が必要
アースは安全面で重要ですが、設置には専門的な知識が必要なため、必ず電気工事のプロに依頼することをお勧めします。
また、既存の機器がアースされていない場合でも、アダプターを使って後付けのアースを行うことが可能ですが、これも適切な方法で行う必要があります。