Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、ウェブサイト運営者にとって欠かせない無料のツールです。
この記事を書いた2025年8月12日(火)に3ヶ月の平均掲載順位が9.9位になりました。
初めての10位以内。
多くの方がサイトの検索パフォーマンスをチェックする際に「平均掲載順位」という指標を目にするかと思いますが、「平均掲載順位が10位以内」とは具体的に何を意味しているのでしょうか?
この記事では、初心者の方にもわかりやすく解説します。
それでは今回もよろしくお願い致します。

ちなみに上記のグラフは私のサイト「ぎふく米沢」がGoogleサーチコンソールで初めて平均掲載順位が10位以内になった時のものです。
グラフを見て頂いても分かるようにグラフがガクンと落ちた直後にグンと上がった様子も分かります。
平均掲載順位とは?
まず、「平均掲載順位」とは、指定した期間内であなたのウェブページがGoogle検索結果で表示された平均的な順位のことです。
例えば、あなたのページがあるキーワードで5回表示され、それぞれ3位、7位、11位、9位、6位だった場合、平均掲載順位は「3+7+11+9+6=36 ÷ 5=7.2」となります。
「10位以内」という数字の意味
Googleの検索結果で10位以内に表示されることは、基本的に「1ページ目に載っている」ことを指します。
なぜなら、Googleはデフォルトで1ページに10件ずつ検索結果を表示するからです。
つまり、平均掲載順位が10位以内=多くの検索で1ページ目に出ている状態を意味します。
1ページ目に表示されることで、ユーザーの目に留まるチャンスが大きく伸び、アクセス数増加が期待できます。

平均掲載順位10位以内のメリット
クリックされやすい
ユーザーはほとんどの場合、1ページ目のみを閲覧し、その中でも上位のリンクをクリックします。
サイトの信頼性アップ
上位表示されていることで、サイト全体の信頼性や権威性が高く見える効果があります。
集客アップ
オーガニック検索からの訪問者が増え、サイトの重要ページに流入しやすくなります。
オーガニック検索(organic search)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーがキーワードを入力して検索した際に表示される「広告枠以外の通常の検索結果」のことです。
日本語では「自然検索」とも呼ばれています。
注意点:平均掲載順位と実際の順位
- 平均掲載順位はあくまで「平均値」です。全ての検索で必ず10位以内とは限らず、上位表示と圏外表示が混在する場合もあります。
- キーワードごとに大きな差が出る場合も。メインキーワードでは8位、サブキーワードでは15位、トータルで平均10位という現象もありえます。
どうやったら10位以内に入れるの?
平均掲載順位を10位以内に保つためには、以下のような施策が有効です。
コンテンツの質を高める
ユーザーが求める情報を網羅し、読みやすく、信頼できる記事を作る
キーワードの最適化
サイト全体のタイトルや見出しに重要なキーワードを分散
内部・外部リンク対策
関連記事同士のリンク設定、また信頼性の高い外部サイトからのリンク獲得
定期的な分析と改善
サーチコンソールやアクセス解析を活用し、順位やクリック率をこまめにチェック・修正