【最新の記事】2025年8月10日(日)にサイトを更新しました。「アルカリ乾電池とマンガン電池の違いって何?用途の違いについても調べてみた」

アルカリ電池とマンガン電池の違いって何?用途の違いについても調べてみた

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アルカリ電池とマンガン電池の違いについて説明するメイン画像

乾電池は私たちの日常生活に欠かせない物です。

その中でも「アルカリ電池」と「マンガン電池」は、特によく使われていますが、実際どのような違いがあるのでしょうか?そして、それぞれに適した用途は何なのかも詳しくご紹介します。

それでは今回もよろしくお願い致します。

目次

材料や仕組みの違い

どちらの乾電池も主な構成材料は「二酸化マンガン(プラス極)」と「亜鉛(マイナス極)」ですが、違いは電解液の種類と材料の分量・構造にあります。

アルカリ電池

  • 電解液に「アルカリ性の水酸化カリウム」を使用
  • 材料の分量が多く、電気をたくさん長く使える
  • パワーと容量がマンガン電池の約2~5倍

パナソニック エボルタNEO 単3形アルカリ乾電池 20本パック

以前書いた関連記事も載せておきます。

マンガン電池

  • 電解液に「弱酸性の塩化亜鉛」などを使用
  • アルカリ電池よりパワーは劣るが、コストが安い
  • 休み休み使うと電圧が回復する特性あり

パナソニック マンガン乾電池 単3形 8本パック

性能・特性の違い

アルカリ電池マンガン電池
パワー・容量大きい(2~5倍長持ち)小さい
価格やや高め安価
使い方連続使用、大電流向け小電流、間欠使用向け
電圧回復回復しにくい休み休み使うと回復しやすい
液漏れ時の安全性強いアルカリ性で危険(注意が必要)比較的安全

用途の違いと使い分け

アルカリ電池の用途

大電流かつ連続使用が求められる機器に最適です。

・電動工具やおもちゃ

・懐中電灯を長時間使う際

・電動歯ブラシやシェーバー

・精密機器

アルカリ電池はパワーが必要な場面で大活躍。頻繁に使う機器や、一度に長時間動作させたい時はアルカリがおすすめです。

マンガン電池の用途

消費電力が少なく、間欠的(オン・オフを繰り返す)な機器に向いています。

・リモコン各種

・掛け時計・置き時計

・インターホン

・ガスコンロ点火器

・ペンライト

マンガン電池は価格も安く、電圧回復機能もあるため、休み休み使うような場面にぴったりです。リモコンや時計などの「省電力・断続的使用」の機器にはマンガンが経済的です。

乾電池の正しい使い方

  • 機器に合った電池を選ぶのがベスト
    • 大きな電流を必要とするならアルカリ
    • 小さな電流で間欠使用ならマンガン
  • 異なる電池を混ぜて使うのはNG
    • 性能を十分に発揮できないだけでなく、故障や液漏れのリスクも
  • 電池は推奨使用期限を守ること
    • 経年劣化や液漏れを防ぐためにも、期限内に使い切りましょう

まとめ

アルカリ電池は「パワーと長持ち」が特徴で、連続してよく使う機器向き。

一方、マンガン電池は「価格が安く断続使用に適し、電圧が回復しやすい」ので、リモコンや時計などにぴったりです。

乾電池選びの際は、機器の特徴をよく見極めて、最適な電池を選ぶようにしましょう。

取り扱い説明書などにも記載がある場合があります。


それを参考にするといいかと思います。

今回も最後まで読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。

次回もよろしくお願い致します。

ぎふく米沢 宍戸

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