Android(アンドロイド)の「Lifelog(ライフログ)」というアプリはソニーが2014年に提供を開始したスマートフォンやウェアラブル端末向けのライフログアプリです。
歩数や消費カロリー、睡眠時間、移動経路などを自動で記録し、生活の様々な行動を可視化することを目的としていました。
Xperiaシリーズのスマートフォンやソニーのスマートバンド、スマートウォッチと連動し、多くのユーザーに支持されてきました。
今回はこのLifelogについて調べてみました。
今回もよろしくお願い致します。
サービス終了の経緯
このLifelogアプリのクラウドサービスは2020年7月31日に正式に終了しています。
クラウド同期やサーバー上でのデータ保存ができなくなり、オンラインでデータを管理する機能は停止しました。
ただし、アプリ自体は端末内で動作し続けており、デバイス内のデータは使い続けることが可能です。
クラウド同期とは?
「クラウド」とはインターネット上にある大きなデータ保存場所のことです。パソコンやスマートフォンのデータを、このインターネット上の場所(=クラウド)に送って保存することを「クラウドに保存する」と言います。
「同期(どうき)」というのは、スマホやパソコンにある自分のデータと、クラウド上のデータを常に同じ状態に保つことを意味します。
たとえば、スマホで歩いた歩数をアプリが記録すると、その数字がインターネットを通じてクラウドに自動で送られます。
逆にクラウド側にある最新のデータがスマホにも反映され、どちらも同じデータを持つ状態になるわけです。
つまり、
- どの端末からでも同じデータが見られる
- スマホを変えたり壊れたりしてもデータが消えない
- 複数の端末でデータを共有できる
というメリットがあります。
オンラインでのサービスの意味
「オンライン」とはインターネットに繋がっている状態のことです。オンラインの状態だと、アプリはリアルタイムでクラウドと通信して、最新のデータのやり取りや情報の更新ができます。
逆に「オフライン」はインターネットに繋がっていない状態で、その場合はスマホ内だけの情報で動きます。
Lifelogアプリのクラウド同期終了の意味
ソニーのLifelogアプリは2020年7月をもって、このインターネット上のクラウドサービスが終了しました。つまり、
- スマホの中のデータはこれまで通り見られる
- 新しいスマホにデータを自動で送ったり受け取ったりすることはできない
- インターネット上の保存場所にデータを置いておくことができなくなった
という状態です。
そのため、スマホを機種変更する際に、過去の歩数や活動記録を簡単に移すことが難しくなっています。
これまでは「オンライン(クラウド)で自動的にバックアップ・同期」されてデータが安全に保たれていましたが、それが使えなくなったということです。
Lifelogの代替アプリ
機種変更等でスマートフォンを変える際には、過去ログを引き継げないため、長期にわたるライフログ記録としての利用が困難になっています。
私はiPhoneに初めから入っているアプリを使っていたのですが、色々と調べて2025年版でオススメのアプリを調べ、私のスマホに入れてみました。
文字が大きいので歩数を読みやすく、消費カロリーや距離、歩行時間などの情報をグラフ付きで確認できます。
それが以下のアプリです。アンドロイドの方は下記のGoogle Playからアプリをダウンロードする事ができます。
iPhoneの方はこちらからダウンロードできます。
