この記事を書いている11月5日は「いいりんごの日」です。山形県では山形県米沢市(やまがたけん よねざわし)の舘山りんご(たてやまりんご)や、山形県朝日町(やまがたけん あさひまち)の無袋ふじ(むたいふじ)が有名です。
昔、私が学生だった時、舘山りんごを作っている農家さんでアルバイトをした事がありました。
収穫する前に、りんごに色がつくように葉っぱをちぎったり、りんごを少しまわしたり。
10時と15時のおやつには、りんごが出てきて、それまでろくに、むけなかった、りんごを上手くむけるようにもなりました。
今日はそんな思い出もある「山形県のりんご」について記事を書きたいと思います。
それでは今回もよろしくお願い致します。
11月5日は「いいりんごの日」
「いいりんごの日」は青森県が2001年(平成13年)に制定したそうです。日付は「いい(11)りんご(5)」と読むゴロ合わせから。
米沢市の舘山りんごは米沢のABCのA
山形県米沢市には「ABC」があります。AはApple(舘山りんご)、BはBeef(米沢牛)、CはCarp(米沢鯉)。
以下は舘山りんごについて説明したものの引用です。
米沢市の舘山地区で栽培されるりんごは、次のような特徴があります。
- 寒暖差の大きい米沢の気候に適しており、実が堅く香り高い
- 土壌が酸味をおびているため、濃縮されたような甘酸っぱさが特徴
- 近年は「ふじ」を中心に多様な品種が生産されている
米沢りんごの起源は、明治9年に県の勧業寮(今の山形県農林水産部)より桜桃苗木と共に配布を受け移植したのが発祥とされています。
山形県朝日町のりんごをご紹介
次に山形県朝日町のりんごをご紹介します。朝日町には「道の駅あさひまち(りんごの森)」という道の駅があります。道の駅の名前に「りんご」がつくほど、りんごの生産が盛んな所です。
私もこの道の駅には毎年のように車で行っています。
朝日町で売っているりんごの中でも私は「無袋ふじ(別名:サンふじ)」が大好きです。
無袋と書いて「むたい」と読みます。
以下は「無袋ふじ」に関する説明の引用です。
無袋ふじとは、袋をかけずに栽培されたふじりんごです。山形県朝日町が発祥で、全国に先駆けて袋をかけずに栽培する方法を確立しました。
無袋ふじは、太陽の光を多く浴びて育つため、甘味が増すのが特徴です。また、袋かけと袋はぎの作業がないため、省力生産にもなります。
一方、袋をかけて栽培されたふじりんごは「有袋ふじ」と呼ばれます。有袋栽培では、りんごの実が小さいうちに光を通さない袋をかけて栽培します。雨風から守られるため、りんごの表面はきれいな状態で育ち、蜜が入らないので傷みにくく長期保存できます。