Wi-Fi(無線LAN)ルーターには2.4GHzと5GHzという2つの種類があります。
2.4GHzという規格の後に5GHzという規格ができました。
この2つの違いについて、今回は説明したいと思います。
目次
そもそもHzって何?
Hzは「ヘルツ」と呼びます。1秒間に繰り返される波の数、これを周波数といい、Hzはこの単位です。
Hzの前にある「G」って何?
Gはギガと呼びます。これを接頭語と呼びます。難しい話になりますが10の9乗がGになります。
私は、学生の時にk(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)とセットで覚えました。
k(キロ)は一番馴染みがある接頭語で体重でも使われていますよね。kは10の3乗です。
M(メガ)は10の6乗。
G(ギガ)は10の9乗。
T(テラ)は10の12乗
となっています。
2.4GHzのメリットとデメリットは?
メリット
遠くまで電波が届きやすいです。障害物に強いです。
デメリット
様々な電化製品やゲーム機などでも使われているため、干渉を受けやすく、速度低下を起こしやすいです。身近な例だと電子レンジを使っていると他の通信に影響が出る場合があります。
5GHzのメリットとデメリットは?
メリット
この周波数帯を使っている機器が少ない為、干渉を受けにくく、安定して通信ができます。
デメリット
あまり遠くまで電波が届かず、通信が極端に不安定になることがあります。障害物に弱いです。
Wi-Fiルーターに繋げる時に2.5GHzと5GHzをどう見分ける?
私が使っているアイ・オー・データさんのWiFiルータであれば電波の名前(正式にはSSIDという)が2.5GHzであれば末尾が「-2G」、5GHzであれば末尾が「-5G」となっています。途中で通信が切れたりせず、安定している方を選んで使いましょう。
ちなみに先ほど出たSSIDはパソコンやスマートフォンで接続可能なネットワーク一覧に出る名前です。