笹野観音堂(正式名称:笹野寺)は、山形県米沢市(やまがたけん よねざわし)に位置する歴史ある寺院です。
奈良時代に創建されたと伝えられ、千手観音を本尊とし、古くから「厄除け観音」として多くの参拝者を集めています。
米沢市の郊外、笹野山の中腹に佇むこの寺院は、四季折々の自然に囲まれ、特に初夏から梅雨にかけて咲き誇る紫陽花が有名です。
今回の写真は2025年7月6日(日)に行って撮ってきたものです。
それでは、今回もよろしくお願い致します。


目次
本堂の魅力
歴史を感じる佇まい
笹野観音堂の本堂は、江戸時代中期に再建されたとされ、木造の重厚な造りが特徴です。
屋根は茅葺きで、どこか懐かしさを感じさせる佇まいです。境内は静寂に包まれ、訪れる人々に心の安らぎを与えてくれます。


本尊・千手観音像
本堂に安置されている千手観音像は、厄除けや家内安全、交通安全などのご利益があると信仰されています。
毎年1月には「笹野観音裸餅つき」という伝統行事が行われ、地域の人々や観光客で賑わいます。
紫陽花の名所としての笹野観音堂
境内を彩る紫陽花
6月から7月にかけて、笹野観音堂の境内や参道には数千株もの紫陽花が咲き誇ります。青や紫、ピンクなど色とりどりの花が、緑豊かな山の景色に映え、訪れる人々の目を楽しませてくれます。紫陽
・種類:ガクアジサイ、ホンアジサイなど





紫陽花と本堂の美しいコントラスト
本堂の歴史的な建物と、鮮やかな紫陽花のコントラストは、写真愛好家にも人気のスポットです。
朝早くや夕方には、柔らかな光が紫陽花と本堂を美しく照らし出し、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
笹野観音堂の楽しみ方
散策と参拝
- 紫陽花を眺めながらの境内散策
- 本堂での参拝や御朱印集め
- 伝統行事や季節のイベントへの参加



周辺観光もおすすめ
笹野観音堂のある米沢市には、米沢牛を味わえる飲食店や、伝統工芸「笹野一刀彫」の工房も点在しています。観音堂の参拝とあわせて、米沢の文化やグルメも楽しめます。
アクセス
- 所在地:山形県米沢市笹野本町5686-5
- アクセス方法:JR米沢駅から車で約20分。バスも運行しており、観光シーズンには多くの人で賑わいます。