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最近ニュースでよく聞くウィルス・ランサムウェアって何?優しく説明

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ランサムウェアの説明を伝えるメイン画像

最近よくニュースでランサムウェアという言葉を聞きます。

聞いたことはあっては、これがなんなのか分からない方も多いかと思います。

今回はこのランサムウェアについて簡単に説明します。

それでは今回もよろしくお願い致します。

目次

ランサムウェアとは?

ランサムウェアは「身代金要求型のウイルス」のことです。コンピューターやスマホ、企業のシステムに感染して、ファイルやシステムを勝手に使えなくします。

その後、元に戻すために「お金(身代金)」を払うように要求する悪意あるソフトウェアです。

たとえば、あなたがパソコンで仕事の書類をすべて見られなくなったとしましょう。

ランサムウェアはこうしたファイルを暗号化(読めなくする特殊な処理)してしまうため、元に戻すためには攻撃者の指示に従うしかなくなります。

どうして被害が増えているの?

警察庁の報告では、日本でも2024年にはランサムウェア被害が200件以上報告されていて、特に2025年も高い水準で続いています。

2025年10月にも大手企業のアスクルが被害を受け、通販サービス「ASKUL」が停止してしまいました。

またアサヒグループホールディングスも9月29日に被害を受けました。

商品注文や出荷にも影響が出て、多くの人の日常生活や業務に支障が出ています。

攻撃の多くはVPN機器やリモートデスクトップを狙って入り込み、中小企業も被害にあいやすいのが特徴です。攻撃の巧妙化により、防御しても抜け道を使われてしまうことがあります。

ランサムウェアの仕組みは?

1.感染: メールの添付ファイルや不正サイトからウイルスが入ることが多い。

2.暗号化: 感染後、ファイルやシステムの情報を暗号化してロック。

3.身代金要求: ロックを解除するために金銭の支払いを要求(多くは仮想通貨で)

支払っても必ず戻るわけではなく、支払うこと自体が犯罪の助長になったり、情報が外部に漏れるリスクもあります。

身を守るためにできること

  • 怪しいメールや添付ファイルは開かない
  • OSやソフトを最新の状態に更新し、セキュリティの穴をなくす
  • 定期的に大切なデータをバックアップしておく
  • 信頼できるセキュリティソフトを導入し、ウイルスの侵入を予防
  • 企業の場合はVPNやリモートアクセスの設定を厳重に管理し、不正侵入を防止

まとめ

ランサムウェアは悪質なウイルスで、かかるとファイルが使えなくなり「身代金」を要求されます。

昨今、ニュースでよく見る企業被害は私たちの生活にも影響を及ぼすため、身近な脅威として対策が不可欠です。

「怪しいリンクは開かない」「バックアップはこまめに」「常にソフトを更新」といった基本的な対策が最大の防御です。

もし感染したら専門家に相談し、むやみに身代金を支払わないことも大切です。

わかりやすく丁寧に言うと、これは「ネットの泥棒に気をつけよう」という話。

AIや最新技術を活用してもサイバー攻撃は進化していますが、基礎を守ることが私たちの安全を守る最初の一歩になります。

今回も最後まで読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。

次回もよろしくお願い致します。

ぎふく米沢 宍戸

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