令和7年9月27日(土)と28日(日)の2日間に山形県米沢市(やまがたけん よねざわし)の上杉神社(うえすぎじんじゃ)で、「第12回なせばなる秋まつり」が開催されます。
食欲の秋という事もあって、会場では「第16回どん丼まつり」や「交流物産展」も行われます。
また無人販売の「棒杭市(ぼっくいち)」や射的や輪投げなど昔の遊びを楽しめるコーナーも設けられているようです。
少し早かったですが、会場の設営の様子などを写真でご紹介したいと思います。
それでは今回もよろしくお願い致します。
なせばなる秋まつりの「なせばなる」とは
皆さんは「なせばなる」という言葉を聴いたことがあるでしょうか?
これは山形県米沢市の偉人「上杉鷹山公(うえすぎ ようざん こう)」が残した名言です。
「強い意志で行動すれば必ず目標を達成できるが、行動しなければ何も成し遂げられない」という意味です。
全文は「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」。
意味と背景
・どんなことでもやろうと強い意志をもって行動すれば必ず実現できる。
・逆に、やらなければ絶対にできない。結果が得られないのは、成し遂げようとする意志がなく、行動しないからだという教えです。
・この言葉は、米沢藩が財政難で苦しんでいた時代に、鷹山公自身が家臣や藩主に向けて立て直しの覚悟を示したものといわれています。
解釈と現代での使われ方
・「何事もやればできる。できないのは、やっていないからだ」と訳され、努力や挑戦の大切さを示す言葉として座右の銘や校訓にも用いられています。
・現代でも「やろうと思って頑張ればできるようになる」という前向きな意味で広く使われています。
この名言は、諦めず挑戦する姿勢の大切さを伝える代表的な日本の教訓です。
会場準備と上杉神社の様子
上杉神社は上杉謙信公(うえすぎ けんしん こう)を祀るパワースポットです。
2025年9月24日(水)に上杉神社に行った所、秋まつりの準備をしていました。
その様子と今の上杉神社の様子を写真でご紹介します。




「なせばなる」という名言を残した上杉鷹山公です。




上杉神社の本堂に祀られている上杉謙信公(うえすぎ けんしん こう)です。少しだけ紅葉してました。


伊達政宗公(だて まさむね こう)生誕の地でもあります。


上杉神社にいるハトとお堀にいる鴨と鯉です。




山形県米沢市のマスコットキャラクター「かねたん」とNHK大河ドラマの「天地人」の銅像です。




なせばなる秋まつりの内容
お祭りでは
・米沢どん丼まつり
・無人販売の「棒杭市(ぼっくいち)」
・射的や輪投げなどが楽しめる「昔遊び」
・今に伝わる伝統市
・美味しいものが食べれる交流物産展
などが2日間開催されます。
また9月28日(日)だけですが「やまがた愛の武将隊 模擬合戦」が行われます。
これは上杉の城下町米沢を舞台に、戦国武将と、すぽんじ刀を使って模擬合戦をやるというものです。
気になる方はぜひ米沢市へいらっしゃって頂ければと思います。
詳しくは
「米沢観光ナビ travelyonezawa」、もしくは「なせばなる秋まつり」と検索。