ウェブサイト運営者やブロガーの方なら一度は聞いたことがある「Googleサーチコンソール」。
その中でもよく目にする指標のひとつが「平均CTR」です。
ですが、「CTRってなに?」「平均CTRって重要?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Googleサーチコンソールの平均CTRについて、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。
それでは今回もよろしくお願い致します。
目次
CTRとは?
まず、CTRという言葉の意味を押さえておきましょう。
CTR(Click Through Rate)=クリック率
サーチコンソールでは、あなたのサイトが検索結果に表示された回数(表示回数)に対して、「実際に何回クリックされたか」の割合を示す指標です。
CTRの計算式
CTR(%)=表示回数クリック数/表示回数×100
たとえば、表示回数が100回でクリック数が5回なら、CTRは5%になります。
Googleサーチコンソールの「平均CTR」とは?
サーチコンソールの「平均CTR」は、サイト全体や特定ページ、キーワードごとに平均してどれくらいの割合でクリックされているかを示します。
平均CTRはどこで見れる?
STEP
Googleサーチコンソールにログイン
STEP
「検索パフォーマンス」の「検索結果」を押す。
STEP
平均CTRが表示される。
平均CTRの数字で何が分かる?
平均CTRを見ることで、次のようなポイントが分かります。
検索結果での目立ち具合
CTRが高い=検索結果で興味を持たれている
タイトルやメタディスクリプションの有効性
思ったよりCTRが低い=タイトルや説明文を見直すヒントになる
SEO対策やリライトの効果測定
施策によってCTRが上昇すれば、アプローチが成功している可能性が高い
一般的な平均CTRの目安は?
ジャンルや検索順位によりますが、一般的には次のような傾向が知られています。
検索順位 | 平均CTR(目安) |
---|---|
1位 | 約15%〜30% |
2位 | 約10%〜15% |
3位 | 約7%〜10% |
4位以下 | 5%未満 |
※これはあくまでも参考値です。実際はジャンルやキーワード競争度によって変動します。
平均CTRを上げるためのコツ
平均CTRを高めたい場合、次のような工夫が有効です。
- 魅力的で分かりやすいタイトル設定
- 検索意図に合ったメタディスクリプション記載
- キーワードを意識しつつ自然な文章に
- リッチリザルト対応(構造化データの活用)
注意点
- CTRが高ければ絶対に良いとは限りません。
クリック後すぐ離脱されている場合は、コンテンツ内容も見直しましょう。 - データは直近3か月や過去28日など期間で変化します。
定期的にチェックしましょう。