Amazonアソシエイトで「自分で貼った広告のリンクから自分で買い物する」行為は明確に禁止されており、これには本人だけでなく家族、友人、関係者による購入も含まれます。
自己購入は「自己アフィリエイト」または「セルフバック」とも呼ばれる行為ですが、Amazonアソシエイトではこれが規約で厳しく禁じられており、報酬(紹介料)は一切発生しません。
今回はこの点について調べてみました。
それでは今回もよろしくお願い致します。
なぜ自己購入がNGなのか
Amazonアソシエイト・プログラムの規約には、「乙(アソシエイト参加者本人)は、自らの特別リンクを使って直接または間接的に商品を購入したり、友人・家族・関係者による購入を許可・要請・奨励してはならない」と明記されています。
Amazon側はアカウント情報(氏名・住所・電話番号・銀行口座名義など)や注文データから、自己や関係者による購入を特定できます。
規約違反時のペナルティ
自己購入や関係者による購入が発覚した場合、以下の厳しいペナルティが科されることがあります。
- アカウント停止
- 強制退会
- 報酬の没収(発生済み報酬も対象)
さらに、頻繁な違反や悪質だと判断されれば即座にアカウントが閉鎖される可能性も高くなります。
また、アソシエイト規約違反が発覚した場合は、速やかにAmazonに自己申告し謝罪することで、悪質性が低いと見られた場合に限り重い処分を免れる可能性があります。
「うっかり」でもNGの例と対処
リンクチェックのつもりで自分のアフィリエイトリンクをクリックし、そのまま買い物してしまった場合でも、「注文レポート」には自己購入が記載され、Amazonのシステム上で自動的に売上から除外され紹介料はつきません。
この場合も繰り返すとリスクですし、偶発的に発生した場合はAmazonサポートに経緯説明と謝罪を行うことが推奨されます。
セルフバックOKの他サービスとAmazonの違い
一部ASP(広告仲介業者)では「セルフバック」が容認されていることもありますが、Amazonアソシエイトに限らず大手の直販型アフィリエイト(公式運営)が自己購入を厳しく禁止しているのは、「本質的に新規顧客の獲得を目的としたマーケティング施策」だからです。
ちなみに私はASPとしてアフィリエイトではA8.netとバリューコマースを主に使っています。
自己購入がバレる理由
・アソシエイトアカウントとAmazonアカウントの情報(氏名・住所・振込先口座名義など)が紐づいている
・購入商品、日時、IPアドレス、届け先住所などもチェックされる
・繰り返し購入や、同一住所や家族・知人による大量注文は特にリスクが高い
不正を防ぐための工夫
・自分のブログやSNSで使うアフィリエイトリンクは、必ず自分や家族・知人が購入しないよう注意する
・リンク動作確認時は、ブラウザのシークレットウィンドウを利用する、クッキーを消す、24時間経過後に作業する等の工夫を
その他の関連禁止事項
・登録していないサイトやSNSでアフィリエイトすること
・Amazonアソシエイト参加者であることの明示義務違反(ブログのプライバシーポリシーやSNSプロフィール等での参加表記が必須)