先日書いた記事の中で「FreeBSDのISOファイルをDVDに焼く」という中の「焼くってどういう意味?」とのご質問を頂きました。
私は以前から当たり前のように使っていたのですが、配慮が足りていませんでした。
今回はこの「DVDに焼く」という意味についてご説明したいと思います。
それでは今回もよろしくお願い致します。
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— ぎふく米沢@技術と福祉の二刀流 (@iiyone2022) August 1, 2025
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目次
「DVDに焼く」とは?
パソコンやレコーダーを使って「DVDに焼く」とは、データ(動画・写真・音楽・文書など)をDVDディスクに書き込むことを指します。
この「焼く」は、もともと英語の「burn(バ―ン)」=焼く・焼き付けるというコンピュータ用語からきたカタカナ表現です。
私もこの語源までは知りませんでした。
なぜ「焼く」と言うの?
- DVDやCDの記録面は、レーザー光線で物理的な変化(=焼け跡)を作ることでデータを書き込む仕組みです。
- この仕組みの“焼き付ける”“焦がす”イメージが「焼く」という日本語表現として広まったのです。
- 英語圏でも「burn a CD/DVD」(CDやDVDを焼く)と表現します。
「焼く」と「コピーする」の違い
- 「コピーする」は、単にデータをパソコンなどに複製する作業全般を指し、ハードディスクやUSBメモリなどにも使います。
- 一方「焼く」は、ディスク媒体(CD、DVD、Blu-ray)に専用ソフトを使って書き込む/作成すること限定で使います。
- ディスクは一度焼くと「追記できない」や「一度だけ消去できる」など性質が違い、パソコンのデータ保存とは用途や仕組みが異なります。
実際の「焼く」作業
STEP
DVDドライブ付きパソコンやレコーダーに空のDVDディスクを入れる
STEP
「書き込みソフト(ライティングソフト)」を起動
Windowsの場合、「エクスプローラー」でも簡単なデータ焼きこみができる
STEP
書き込みたいファイルやデータを選ぶ
STEP
「書き込み開始」や「ディスク作成」のボタンを押す
STEP
レーザーでデータがDVDに焼き付けられる(ここで“焼く”という)
STEP
書き込み(焼きこみ)が完了したら、他のパソコンやDVDプレーヤーで再生・閲覧できる
どんな時に「焼く」を使うの?
- 家族の写真やビデオを大量に保存するとき
- パソコンやテレビで再生する映像ディスクを作る時
- 配布用にデータをまとめる時(資料やアルバムなど)
注意点・メリットとデメリット
メリット
- 配布・保存がしやすい
- 長期間のバックアップにも使える
- パソコンやDVDプレーヤーならどこでも見られる
デメリット
- ディスクが物理的に壊れることがある
- 一度焼いたら書き換えできない場合がある(「DVD-R」など)
- 書き込みミスがあると再利用できない場合も