【最新の記事】2025年7月23日(水)にサイトを更新しました。「山形新幹線E8系の現在の状況は?気になったので調べてみた」

山形新幹線E8系の現在の状況は?気になったので調べてみた

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山形新幹線E8系の現在の状況を伝えるメイン画像

2025年6月、山形新幹線の最新型車両「E8系」に相次ぐ故障が発生し、JR東日本は大きな対応を迫られました。

ニュースではあまりやらなくなりましたが、気になったので調べてみました。

現状や今後の運転計画、故障原因とその対策について、最新の情報をまとめてお伝えします。

それでは今回もよろしくお願い致します。

目次

2025年6月から相次いだE8系車両の故障とは?

E8系は東北・山形新幹線の「つばさ」用として導入された最新型新幹線車両です。

2024年10月以降に順次導入され、より快適で高速な運行を実現していましたが、2025年6月17日以降、5編成で加速ができなくなるなどのトラブルが相次ぎました。

故障の発生に伴い、JR東日本はE8系の単独運転を一時全面停止。


これにより、山形新幹線は福島駅での折り返し運転が中心となり、東京から山形・新庄方面への直通列車は大幅に減便される事態となりました

故障原因の調査結果

7月22日にJR東日本が発表した調査結果によると、故障の原因は補助電源装置の制御基板に使われている半導体部品と基板の組み合わせが不適切だったためだと判明しました。

具体的には、想定よりも高い電流が流れ、それに加えて周囲の温度上昇が重なったことで半導体素子に損傷が生じ、誤動作を引き起こしていたということです。


この問題は2024年10月以降に導入されたE8系5編成で認められ、それ以前の車両には影響がありませんでした。

JR東日本はこの問題に対応するため、制御回路の保護素子設定を見直した上で、車両の健全性を確認して順次営業運転に投入しています。

2025年7月末から8月にかけての運転計画

7月中は引き続き福島駅での折り返し運転が中心であり、E8系の単独運転は制限されていました。ただし、7月19日以降、東北新幹線との直通列車が3往復に増加しています

8月1日からはE8系の単独運転を順次再開するとJR東日本が発表。
定期列車(毎日運転の列車)はほぼ通常ダイヤに戻り、福島駅での乗り換えなしに東京から山形・新庄方面へ直通できるようになります。

ただし、8月1日は一部定期列車で運休も発生し、臨時列車は本数を減らしての運転となる見込みです

8月9日以降は定期列車の通常ダイヤ運行を継続し、臨時列車の運転計画については7月28日頃に改めて発表される予定です

利用者への影響と今後の見通し

今回のトラブルは、夏の旅行シーズンに影響を及ぼし、利用者の移動に不便を強いてきました。

JR東日本は問題を早期に解決し、8月1日以降、多くの列車で通常ダイヤを再開することで利便性の回復を目指しています。

ただし、故障が発生した5編成すべてが直ちに復帰するわけではなく、軽微な編成数で運用を開始するため、混雑緩和や臨時列車の運行については依然として制約が残る見通しです

まとめ

個人的に山形新幹線はこれまで雪が積もっても不具合を起こさず、とまらない新幹線だという印象を持っていた為、今回起こった件は本当に残念でした。

一日も早い回復を願います。

ここ最近はあまりニュースにもなっていなかったのですが気になったので現状を調べてみました。

今回も最後まで読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。

次回もよろしくお願い致します。

ぎふく米沢 宍戸

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